(牛根大橋の架設風景)
日本中の若者はどこへ行ったのでしょうか?あらゆる職種で人材不足になっており、建設関連の企業では人材不足で受注できないと話している経営者も多くいるようです。単に景気が良くなっただけでしょうか。私が学生の頃は土木・建築が人気でしたが、今大半の大学から「土木工学科」がなくなりました。「ダムを造る、トンネルを掘る、橋を架ける等、大型工事に関わりたいと思わなくなったのですかね」
弊社は大規模工事の設計はないのですが、最近特殊な設計が数件ありました。大型飛行機を洗う洗機場の設計、深さ15mの用水トンネルの陥没復旧の設計、地盤が悪い箇所に構造物設置を計画しました。「何で面倒な業務を受注するの?」と自分でも思いますが、終わったときに発注者に喜ばれることや工法検討を皆で考え最適案を見つけたときの達成感が何ともいえません。このような仕事をしているから、お金持ちになれないのですね。